今まででは気にならなかったけれど、
ここ数年は髪を染めた時のパサパサが気になる。
若いときに比べてうまく髪が染まらなくなってきた。
そんなお悩みを持っていませんか?
ヘアカラーで髪の毛が傷むのは当然ですが、
サロンカラーよりもホームカラーのほうが髪を傷めやすいのは明らかです。
こちらではなぜホームカラーで髪の毛が傷んでしまうのかをお伝えします。
実はサロンカラーには髪の毛をきれいに染める以外にもいくつかのメリットがあるんです。
①ホームカラーが原因で髪が傷む理由
ホームカラーが原因で髪が傷む理由はカラー剤のせいだけではありません。
もちろん、年齢を感じさせない髪質の方もたくさんいらっしゃる以上、年齢のせいだけでもありませんね。
そもそも、美容室にあるヘアカラーはプロでも扱えるよう、
より強い薬剤が配合されている場合もあるのです。
原則として髪の毛は明るく染めるときほど薬品の刺激が強くなり、
失敗のリスクが上がるからです。
市販の白髪染めに暗い色しかないのも納得ですね。
つまりホームカラーが原因で起こる髪の痛みはサロンのカラー剤を使ったから解決するものではありません。
では、いったい何が原因なのでしょうか?
答えは、使い方です。
サロンではヘアカラーのリスクをしっかりと理解しているため、
傷んだ髪の毛を無理に染め上げることはありませんし、
髪の毛に染料をつける量も時間も必要最小限にします。
また、髪の毛の安全を考えてヘアカラーはくまなく洗い流しています。
しかし、おうちでのヘアカラーはどうでしょう。
自分の目では髪の毛の奥まで見ることはできませんし、
鏡を使っても後ろを見るのも一苦労です。
髪は年齢とともに衰えてきますし、ヘアカラーの乱れは積み重なってきます。
だから今になって髪のパサつきが気になるのですね。
どうしてもホームカラーで済ませたい場合は「旦那さんやお子さんに手伝ってもらう」しかありません。
ちょっと厳しいですよね。
②ホームカラーはデメリットの方が大きい
世の中にはいろいろなカラー剤が売られていますが、ホームカラーのメリットは基本的にこの3つです。
・お金が安い
言うまでもなく施術代の節約になります。
・時間の制約がない
美容室を予約する手間がありません。
ただし、美容室で行う白髪染めより短時間でできるわけではありませんね。
・お家でできる
場所の制約がない点もメリットと言えます。
逆に言えば、ホームカラーのメリットはこれだけしかありません。
お金と時間を用意できる人にとってはあまりメリットと感じられないかもしれないでしょう。
一方、ホームカラーのデメリットはこのようなものがあります。
・髪が傷む
ヘアカラーを正しく使えないことが原因で髪の毛が傷んでしまいます。
一度傷んだ髪の毛は再び伸びてくるのを待つしかありません。
また、サロンであれば前処理や後処理のトリートメントをすることで髪の痛みを抑えながら施術してくれます。
・染めムラが出る
髪の毛は幾層にも生えているためまんべんなく染料をつけないと染めムラが出ます。
白髪と黒髪でも染まり具合に差が出るため白髪の目立つ人は染めムラが出やすいです。
また、髪の傷んでいる部分を強く染めるとさらにダメージを受けて退色の原因になります。
退色しやすいというお悩みを持っている場合は早めのケアが大切です。
・頭皮トラブルの原因に
そして、頭皮トラブルについても見逃せません。
髪の毛は死んだ細胞ですが頭皮は生きています。
カラー剤は基本的に肌につけてはいけないもので肌荒れやアレルギー反応が起きることが考えられます。
・時間と手間がかかる
時間と手間がかかります。
自宅でできる反面準備や後片付けをすべて自分で行わなくてはいけないからです。
③ヘアカラーはサロンで定期的なリタッチがおすすめです
よって、お金と時間があれば髪のトラブルは解決可能です。「わかっているけどお金がかかるし…」と思われるならリタッチカラーを定期的にしましょう。
リタッチとは髪の毛が伸びてきた分、生え際を染めるカラーリングのことです。
・リタッチの費用メリット
リタッチのメリットはまず安いことです。
通常のヘアカラーは5000円以上が当たり前ですがリタッチであれば当サロンは4500円で可能です。
周期はおよそ2週間~1か月に1回程度で行えば目立ちづらくなります。
根元だけを染めるため施術時間も80分と短めです。
毎回毎回、髪の毛全体を染めるのではカラー剤もたくさん消費してしまいます。
塗り重ねた分毛髪へのダメージも溜まっていくでしょう。
・プロの仕事なので仕上がりが綺麗。
リタッチだけなら自分でも…という方も染めムラについて注意したいところです。
髪のコンディションは日々異なるため、当サロンでは現状に合わせてカラー剤を配合。
傷みと染めムラに配慮したカラーリングを行います。
明るい髪色にしたいという方も大歓迎です。
ヘアサロンであれば市販よりも5段階は明るいカラー剤を選ぶことができます。
これだけのメリットがあって、考えるべきことはお金と時間だけ、しかも「ホームカラーで失敗したからやっぱりサロンで染め直す」というお客さんもよくいます。