鹿児島の美容室SORA Hair[ソラヘアー]│オーガニックカラーやパーマがおすすめの美容室

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| 2017年09月19日 20:55

市販のシャンプーと美容室で販売しているシャンプーの違いとは?

何か髪にきしみを感じる、うまくヘアスタイルが決まらない、頭皮がかゆくて悩んでいる…その原因はもしかしたらシャンプーにあるかもしれません。テレビやネット広告を見ても色々なシャンプーが紹介されていますが、実は美容室で売られているシャンプーと市販のものでは大きな違いがありました。

①ドラッグストアやスーパーで売られている市販の廉価なシャンプーとの違い

美容室でシャンプーをしてもらうといつもよりいい匂いがしたり髪質が良く感じたりしますよね。これは美容師さんの技術だけの問題ではありません。使っているシャンプーが市販のものとは全く違うのです。

確かに美容室で売っているシャンプーを見ると1本で2000円~4000円くらいはする一方、ドラッグストアなどで売られているシャンプーは1500700円台で変えてしまいます。これだけでも大きな違いを感じますし、女性は髪が長いので男性よりもシャンプーの値段がシビアに感じるでしょう。

・成分

まず、ドラッグストアやスーパーなどで売られているシャンプーにはいわゆる石油系と呼ばれる界面活性剤が使われています。この〇〇系とは界面活性剤を作る原料のことを言いますが石油系のものは特に洗浄力と刺激が強いという特徴があります。

対して、美容室で使われているシャンプーはアミノ酸系の活性剤が使われています。アミノ酸とはタンパク質の材料になるもので、人間になじみやすいといえます。もちろん、市販でもアミノ酸系のシャンプーは手に入りますが多くは【薬用シャンプー】というカテゴリになっています。さらに美容室で使われているシャンプーには髪をしなやかにしてくれる植物やミネラルなどがバランス良く配合されています。

・洗浄力

そして、界面活性剤の違いは洗浄力の違いに表れます。端的に説明すれば石油系の界面活性剤は洗浄力がとても強く、アミノ酸系の界面活性剤は洗浄力が弱めです。

この書き方なら石油系シャンプーのほうが優れた商品に見えますが、ここにも落とし穴がありました。実は洗浄力が強すぎるシャンプーは髪の毛や頭皮の汚れを落とすどころか組織を傷つけてしまうほど強い刺激を与えてしまうのです。これでは、髪の毛を洗えば洗うほど髪の毛の調子は悪く頭皮もかゆくなってしまいます。

そもそも、髪の毛も頭皮もさっぱりするまで洗う必要性はなく最低限の皮脂を残すことで外部の刺激から頭を守れるというメリットもあります。だから、アミノ酸系シャンプーがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が抑えめなので汚れは落としても皮脂までは完全に落としきりません。もちろん頭皮や毛髪への負担も石油系シャンプーに比べて少ないので敏感肌の人や頭皮トラブルを抱えている方におすすめです。

・ノンシリコンって本当に良いの?

ノンシリコンシャンプー、よく見かけるようになりました。かつては、シリコンは髪の毛をコーティングして触り心地をよくするもので実際にはトリートメントを遮断している、だから感触が悪くてもノンシリコンシャンプーを使った方が良いと言われていました。しかし、ノンシリコンシャンプーだからとなんでも選んでよいわけではありません。

ノンシリコンシャンプーはアミノ酸系であることが大切です。シリコン入りシャンプーには髪の毛を保湿し守ってくれる効果がありますが、ノンシリコンシャンプーはシャンプーの刺激を受けやすく洗った後も乾燥しやすいです。そのため、石油系シャンプーにシリコンが入っていないと余計に髪の毛が傷つきやすく皮脂の臭いも気になります。

②シャンプーの仕方と頻度

このように、アミノ酸系シャンプーは余計な皮脂を落とさず体に優しいシャンプーであることが分かりました。それならすべてのシャンプーをアミノ酸系にすればよいのにと思いますがそうならないのは「値段が高くなるから」であり「洗浄力が弱くて洗うのがめんどくさいから」です。アミノ酸系シャンプーを使いこなすためには正しいシャンプーの仕方も知っておきましょう

1.ブラッシング

髪を洗う前にブラシで落とせるごみは落としきってしまいます。髪のもつれをほぐせるのでシャンプーがしやすくなります。

2.優しく洗う。2度洗いもOK

適量を泡立てて髪全体になじませます。アミノ酸系シャンプーは泡立ちづらいですが石油系シャンプーのようにモコモコ泡立てなくてもOKです。足りないと思ったら少しずつ足していきましょう。

髪の毛だけでなく頭皮もマッサージするように優しく洗い、お湯で流します。若干皮脂が残っている洗い上がりで構いませんがどうしても気になれば2度洗いも可です。石油系シャンプーでは2度洗いしないように。

3.お湯は熱すぎないこと

お湯の温度はぬるめで大丈夫です。かえって熱すぎるお湯を使うと毛髪も頭皮も傷ついてしまいます。頭皮は顔とつながっているため意外とデリケートなのです。また、洗い流すときはごしごし洗わず泡を落とすように洗ってください。

4.乾燥しがちだと思ったら頻度を開ける

髪を洗う頻度は皮脂の多い方は毎日、そうでない方は1日おき程度で洗いましょう。男性の場合は毎日洗わなくてはいけませんが女性は皮脂が少ないため1日おきでの洗髪もOKです。

 

③テレビコマーシャルに騙されない正しいシャンプーの選びかた。

どうしても、コマーシャルを見るとシャンプーがとても良いものに見えてしまいますがよく広告をチェックすると「1~2この情報が大々的にピックアップされているだけ」だと分かります。例えばノンシリコンでも石油系だったり天然成分が実は少ししか入っていなかったりといったようにシャンプーの真実は「原材料表示」を見ればわかります。ここだけは法律に縛られているため嘘がつけません。

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