世界が嫉妬する髪へ…なんて、普段のシャンプーやリンスだけであんなにつやつやになったら誰も苦労しませんしトリートメントやヘアマスクをたくさん使ったとしても髪の毛ってなかなか思い通りにならないものです。こちらではツヤのある髪の毛を作るためにできることをホームケアと美容室でのケアに分けて紹介します。もっとつやを出したい人もパーマのし過ぎで髪がパサパサになって困っている人もぜひご覧ください。
1.髪のパサパサ、つやつやを決めるものは?
同じ髪の毛なのにパサパサしている人とつやつやしている人がいる、きっと何か特別なことやっているに違いないと思ってしまいませんか。確かに美容室ではいろいろなトリートメントをしていますがつやつやの髪を作るのはそれだけではありません。
・つやつやの髪は光に良く反射する
しなやか、しっとり、コシのある、ツヤのある、女性が憧れる髪質の中で「ツヤ」とは光を反射することでしょう。よく、子どもの頭に天使の輪っかみたいな光ができていますね。あれこそ髪が光を反射しているツヤといえます。
・ツヤのある髪はうるおいが決め手
髪の毛はキューティクルやまとっている油分によって光っていますが、きれいなツヤのある髪にはうるおいも欠かせません。
髪の毛には十分なたんぱく質と水分があることでよくまとまっていますが日頃のダメージで髪が傷つきタンパク質や水分が抜けてしまうと乾燥してパサパサ・ゴワゴワになってしまいます。
すると、髪の毛がいろいろな方向に流れてしまうため光の反射もまばらになってしまいます。くせ毛の方も光が分散するため髪の毛が光って見えづらいです。
・ヘアカラーやパーマは特にダメージを与えます
髪の毛にダメージを与えるものとして気をつけたいのがカラー剤やパーマ液です。このような薬品はキューティクルを開いて髪の内部まで染み込むことで効果を発揮しますが非常に強い刺激物質が入っていて頭皮に触れると肌荒れを起こしかねません。このような薬剤をたくさん使うと髪の毛は悲鳴を上げてしまいます。
髪の毛は死んだ細胞なので自分で再生することはありません。できることなら髪の毛を傷める前に美容室でカウンセリングを受けてほしいところですがパサパサになってしまったらトリートメントでうるおいを与えて健康に近い状態を作ります。根元からは健康な髪の毛が生えてくるので次は慎重に扱いましょう。
2.さらにつやを出すためにできることはこちら
ここからは髪の毛につやを出す方法を紹介します。まずは「今よりもツヤのある髪質にしたいなあ」と思っている人のための方法です。
・ヘアオイルを使ってみる
髪の毛のつやを出すなら保湿が肝心。水分が出ていかないようにしっかりと閉じ込めてしまいましょう。外の刺激から守ってくれるタイプのヘアオイルもあります。ヘアオイルやヘアクリームを使うときは適量にとどめましょう。使いすぎるとべたついて髪が重くなります。
・トリートメントにも洗い流さないタイプがあります
普段使うトリートメントの他に洗い流さずに浸透させるタイプのものがあります。ヘアオイルと同じように使います。こちらもタオルで髪の水分をよく拭いてから髪になじませてドライヤーをします。
・カラーやパーマを美容室でするだけでも違います
カラーやパーマは自分で行うのと美容室でしてもらうのでは全く違います。まず、薬剤を必要最小限に抑えられるため髪への負担が少なくなります。さらにデリケートな頭皮に薬剤が付かないようにきちんと調節してくれます。
美容室でのカラーやパーマには髪の毛のつやを出すためのトリートメントを一緒に行うコースがあります。そのようなコースを選択することで仕上がりが良くなりツヤ、コシのある髪の毛になります。髪の毛へのダメージを軽減するうえでもおすすめです。
3.もうパサパサでしょうがない!という人はこんなことがおすすめです。
すでに髪の毛がパサパサで何とかしなくちゃと思っているならこんなポイントを意識しましょう。
・シャンプーをアミノ酸系に変える
私たちの髪にダメージを与えていながら見落とされがちなのがシャンプーです。市販のシャンプーは汚れの落としやすさや手軽さを重視しているために石油系の界面活性剤を使っていますがその刺激は髪を傷つけるほど強いです。
そこで、髪のダメージを感じている人や頭皮トラブルを抱えている人は洗浄力が程よく必要な皮脂まで洗い流さないアミノ酸系シャンプーを使うことがおすすめです。
・髪に負担のかからない洗い方をする
髪のダメージは洗い方も関わっています。例えば髪をごしごし洗うだけでも摩擦で傷ついていますしお湯が熱すぎることも髪にとってはダメージになります。髪を洗うときは39度のお湯で優しく洗いましょう。
・スペシャルケアを受ける
そして、美容室でトリートメントを受けましょう。美容室のトリートメントは市販のものより質が高く個人の髪質に合わせて調合してくれるところもありますよ。