美容室で大切なのは技術の高さやメニューの豊富さだけではありません。それ以上にお客様のなりたいスタイルに近づけるための努力が必要です。つまり、カウンセリングに力を入れています。こちらではカウンセリングに対してどう気を使っているのかを紹介します。
1.どんな髪型にしたいかよりもどうなりたいかが大切
カウンセリングはお客様の要望を受け止める大切な時間だと考えています。たとえどんなに質の高い施術をしてもそれがお客様の満足につながらなければ誰のためにもならないからです。
そこで、カウンセリングではお客様のなりたいスタイルを確認します。要望といえばヘアカタログを見ながら「じゃあ、これで」といった選び方もありますがヘアカタログと同じようになるとは限りません。考えてみれば当然ですがカタログに載っている人とお客様では顔の特徴が異なるからです。だから、お客様の個性に合わせてなりたいイメージに近づくための提案も大切にしています。
2.なりたいスタイルのためには素材が大切
カウンセリングではお客様の環境について伺うことや髪質を診断することがあります。これは、お客様の髪がどのような状態であるかを見たうえでスタイルを考えることや、ライフスタイルに対してあったヘアスタイルを考えるためです。また、年齢も大切な要素で20代、30代、40代ではヘアケアの仕方や似合う髪型、カラーリングが異なってきます。
美容室ができることはスタイリングですが、素材であるお客様の状態にまで手を出すことはできません。だから、良いアレンジをするために素材をよく理解しなくてはいけないのです。これはどのお仕事でも変わらないと思います。
最後に、カウンセリングではお客様が安心して施術を受けられるよう心の面にも寄り添います。施術への不安や嫌だったこともお話しいただければできる限り対応いたします。